ハイエースバンの寿命を4273台分のデータで検証したら衝撃の結果が・・・

ハイエース全般

一口に車の寿命と言っても、

「価値が無くなれば寿命」

「10万kmになれば寿命」

「エンジンが故障すれば寿命」

など、人によりその判断基準は異なるでしょう。

 

 当記事では、

この状態になったら廃車、または売るしかない

という状態をその車の寿命として、ハイエースバンの寿命を検証していきたいと思います。

 

 例えば、消耗品や少額の修理費用で済むような場合は、商用車であるハイエースを廃車することはあまり無いでしょう。

 しかし、エンジンやトランスミッションなどの主要な機関が完全にダメになった場合は、修理に何十万円~100万円程度かかる可能性があり、寿命と言わざるを得ません。

 ハイエースの場合、年式が10年落ちで主要機関ダメになるという事はほとんどありません。主要機関に影響を与える要素は、走行距離です。

 そこで、今回は、全国の業者間オークションの膨大な数の出品・落札車を型式別に調査し、どれくらいの距離で、主要機関に不具合が出始めるかを調査したいと思います。

ハイエースの寿命調査方法

調査サイト・・・アイオークの全国の業者間オークション相場検索(業者のみの会員制の有料サイト)の200系ハイエースバンの出品表(全4273台分)を1件ずつ調査

カウントする車・・・事故現状以外の原因による不動車・エンジンチェックランプ点灯車、「エンジン異音大」記載車、「エンジン不調」記載車・「ミッション不良」記載車を該当車両としてカウントする(同一車に複数記載されていても1台としてカウントする)

※今回調査したハイエースの中で、ミッション不良は1台も無かったため、基本的にハイエースの寿命≒エンジンの寿命とかんがえていただければいいかと思います。

調査結果

ハイエースバン・200系ディーゼルの場合・・・1KDエンジン(KDH201V・KDH206V(2365台))

走行距離 不良台数 調査台数 不良割合
10万km台 2台 1029台 0.2%
20万km台 9台 599台 1.5%
30万km台 4台 172台 2.3%
40万km以上 6台 63台 9.5%

 

1KDエンジン搭載車についての調査結果

この調査結果を持って、ハイエースの走行距離に関する寿命の判断は人により分かれる事になると思います。

 本サイトとしての分析は、

40万km以上で、急激に不良車両のパーセンテージが上がっている事から、メンテナンスをある程度しっかりやれば、30万km台ぐらいまでは、寿命が延びるのではないか?と判断しました。

 40万km以上になると、ある程度メンテンナスをやっていても、エンジンやミッションの不具合が発生する可能性が高いです。

 逆に、メンテンナンス状態が悪いハイエースの場合、10万km台~20万km台でもエンジンやミッションの故障が発生し、寿命を迎える車も少なくないという事も見て取れます。

ハイエースバン・200系ディーゼルの場合・・・2KDエンジン(KDH201V・KDH206V(657台))

走行距離 不良台数 調査台数 不良割合
10万km台 8台 151台 5.2%
20万km台 12台 265台 4.5%
30万km台 12台 155台 7.7%
40万km以上 7台 86台 8.1%

2KDエンジン搭載車についての調査結果

こちらの型式のハイエースについては、走行距離にあまり関係なく、一定の割合でエンジンに不具合が発生することが結果から見て取れます。

 歴代のハイエースのディーゼルは、この2KDエンジン以外は全て3000㏄のエンジンを搭載していましたが、このエンジンのみが2500㏄のターボエンジンとなっています。

 500㏄分容量を減らした分、各シリンダーに対する負担が増している可能性があり、仮に走行距離が短くても、不具合が発生する割合が高いと考えられます。

 また、距離が伸びてもそれほど不良エンジンの割合が変わらない事から、エンジンの不具合発生の大きな原因は、個人的にはドライバーの乗り方によるものが大きいと分析しています。

 例えば、エンジンの負担が大きい乗り方、急発進や急加速などが多く、オイル交換の頻度が少ないなど、そういった乗り方の場合は、早々にエンジンがダメになり、

 逆の場合は、どれだけ走行距離を伸ばしても不具合が発生しないといった状況では無いか?と推測されます。

ハイエースバン200系・ガソリンの場合・・・1TRエンジン(TRH200V(1251台))

走行距離 不良台数 調査台数 不良割合
10万km台 4台 857台 0.2%
20万km台 6台 309台 1.9%
30万km台 2台 75台 2.7%
40万km以上 1台 10台 10%

1TRエンジン搭載車についての調査結果

ガソリンの1TRエンジンについては、そもそも燃費がディーゼルに対して悪い事もあり、それほど距離を乗らないユーザーが多いという事がまず言えます。(長距離を走る事を前提とするユーザーは燃料コストを意識して、ディーゼルを選ぶ傾向が強いため)

 そのため、調査台数を見てもらえば分かる様に、10万km台の台数が圧倒的に多く、30万km以上の台数はかなり少なくなります。40万km以上は10台しかないため、サンプル数が少なくあまり参考にならない結果となりました。

 10万km台から30万km台で比較すると、距離が延びる事によって、エンジンの不具合が出る確率は低く、2500㏄のディーゼル(2KDエンジン)よりもエンジンの不具合発生率はかなり低い事がわかりました。

結論として、ハイエースバンの寿命は何万km?

200系のハイエースのエンジンを徹底的に調べてみました。

 結論としては、一体ハイエースの寿命は何万kmでしょうか?

 

いずれのエンジンも、40万km以上でも、10パーセントを越える事はありませんでした。

そのため、40万kmが寿命とは言いにくい結果ですね。

 

 さらに、40万km以上のハイエースはサンプル数が極端に減ります。つまり、例え不具合が無くても日本国内で40万km以上ハイエースを使用するユーザーはほとんどいなくなるという事になります。

 また、いずれのエンジンも、エンジンがダメになる理由は、ほとんどが使用状況次第という事になり、裏を返すと、メンテナンスをきちんと行っていれば、エンジンがダメになる可能性は低いという事になります。

 つまり、国内でハイエースを使用する限り、ハイエースに寿命は存在しないという事が言えるのではないでしょうか?

実際に海外では?

実は、ハイエースバンは、海外、主に発展途上国においては、とてつもない人気を誇る車です。

 その人気は、間違いなく、全世界の全車種の圧倒的なNo1と断言できる車なのです。

 

その人気の理由は、何と言っても、100系ハイエースバンから積み上げてきた、その耐久性に対する信頼です。

 メンテナンスさえきちんとやっていれば、エンジンが半永久的にダメにならない車。それがハイエースバンなのです。

 今回の調査でも沢山出てきた、20万km以上のハイエースは、実際に国内で中古車として再販される事はあまりありません。

 そのほとんどが、海外へ輸出されています。途上国では、日本のように20万kmや30万kmで車を廃車するような事はありません。

 特に丁寧に乗れば寿命のないハイエースバンは、メーターが一周する(100万km以上走行する)何てことは朝飯前です。

そのため、国内で「値段が付きません」などと言われた下取りや廃車された20万km以上走行したハイエースバン

実際には買取・下取り業者や、廃車業者を通じて国内の業者オークションで、輸出業者が20万・30万円で転売されているというのが実態なのです。

 ハイエースを売却する時は注意が必要ですね。このあたりの事情に興味がある場合は、

ハイエースの買取ならボロボロエースカウカウ」を是非ご一読下さいね。

 

以上で、ハイエースの寿命に関する記事は終わりです。

ハイエース買取専門店ボロボロエースカウカウのご紹介

 

古い過走行のハイエースならボロボロエースカウカウ

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輸出業者によるハイエースの直接買取とは?

一般的なハイエースの流通

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  • 一括査定業者
  • ディーラー・買取専門店
  • 業者オークション

などを経由するため、その都度、手数料・陸送費用などが必要になり、車の価値がどんどん下がる。

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  • 弊社の主要取引先の東アフリカでは、ハイエースが乗り合いのバスとなり、市民のライフラインとして大活躍しています。
  • 必要とする人に最短距離で届けたという爽快感は、一般買取では味わえませんね。

※全てのハイエースが輸出されるわけではありません。

 

ハイエース買取の流れ

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※大阪北部近郊の場合は、郵送ではなく、実物の持ち込み・出張査定や車両のお引き取りも可能です。

※北海道・沖縄・離島などの場合、弊社負担の陸送費が増えるため、ハイエースバン・レジアスエースの最低査定価格の10万円を下回る場合も稀にございます。

※陸送は、最寄りの、輸出用ヤードまたは業者オークション会場までとなります。陸送業者が仮ナンバーを持参し、自走により回送して目的地まで運びます。

※ご成約から車両のお引き取りまでは、通常約一週間程度かかります。

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