2020年4月上旬より、新型コロナウイルスの影響で急落していたハイエースバンの買取相場が、回復しつつあるのでお知らせします。
ただし、全てのハイエースで買取相場が回復しているわけではありません。
ハイエースの買取相場回復状況
車種・グレード | 走行距離 | 4月~6月(コロナ相場)⇒ 7月以降 の金額の変化 |
200系ハイエースバン・ディーゼル・スーパーGL・2WD | 20万km以上の場合 | 約7.5万円上昇 |
200系ハイエースバン・ディーゼル・DX・2WD | 20万km以上の場合 | 約5万円上昇 |
200系ハイエースバン・ディーゼル・スーパーGL・4WD | 20万km以上の場合 | 約5万円上昇 |
200系ハイエースバン・ディーゼル・DX・4WD | 20万km以上の場合 | 約3万円上昇 |
200系ハイエースバン・ガソリン・スーパーGL | 15万km以上の場合 | 約4万円上昇 |
200系ハイエースバン・ガソリン・DX | 15万km以上の場合 | 約3万円上昇 |
100系ハイエースバン・ディーゼル・2WD | 走行距離問わず | 約3万円上昇 |
100系ハイエースバン・ディーゼル・4WD | 走行距離問わず | 約6万円上昇 |
100系ハイエースバン・ガソリン・型式TRH102V,TRH112V | 走行距離問わず | 約5万円上昇 |
100系ハイエースバン・ガソリン・型式RZH102V,RZH112V | 走行距離問わず | 約7万円上昇 |
上記表に該当しないハイエースは、そもそも新型コロナの影響を受けておらず、元々相場が下がっていないハイエースと言えます。
回復の状況は、上記のように同じハイエースの中でも、種類により差があります。
回復の状況が種類により差が出る理由
元々、新型コロナで相場が下がった原因は、「新型コロナウイルスの影響でハイエースの買取相場はどうなった?」で書きましたが、輸出ナンバーワン人気であるハイエースが、各国で、ウイルス防止のための輸入制限が発令されたことでした。
詳細は相当長くなるので控えますが、輸入制限を発令していた各国が、輸入制限を解除し始めた事で、相場が回復してきている状況です。
種類によって、回復状況が異なるのは、制限を解除した国と、まだ継続中の国があり、それぞれの国で、輸入するハイエースの種類に偏りがある事が原因となっています。
例えば、ある国では、100系のガソリンで型式がRZH112VまたはRZH102Vのものしか輸入しないといった状況です。
この例のような国が輸入制限を解除しているため、当該の種類のハイエースの値段が急速に回復しているという状況なのです。
今ハイエースを売るなら注意が必要です。
今回の、ハイエースの相場の回復状況は、業者オークションのデータをもとにその平均値から算出した結果です。
相場は今も不安定な状況続いていますので、いつまた各国の感染者数の状況次第で、相場が下落する可能性は0ではありませんが、少なくとも、4月の冒頭に起こったような、崖から落ちるような転落は無いと予想しています。
そのため、どの業者で売ったとしても、上の表の相場の回復は、本来あなたのハイエースの査定額に反映されてしかるべきです。
ただし!注意が必要「コロナ相場で下がりっぱなし」という店には要注意!
恐らく、コロナ相場が復活している事を記事にしている業者は、現状(2020年7月26日現在)ネット上でも当ブログしか無いのではないでしょうか?
なぜなら、一般的な買取店では、「相場が下がっている」事を伝える事は都合がいいですが、「相場が上がってきている」事は、なるべく言いたくないからです。
買取店にとっては、どの車も安く買える事に越したことはありませんので、わざわざ買取金額を自ら釣り上げるような事は絶対にしたくないはずですので。
そのため、上の表の、ある程度回復している車種なのに、査定時に「コロナで相場が下がり続けている」という買取店は、コロナ相場を逆手に安く買い取ろうとしている可能性があるので要注意となります。
輸出業者である弊社の場合、海外の需要が急拡大している現状では、とにかく台数の確保が必要です。
そのため、こういった状況をいち早くブログで伝える事は、弊社にとっても多大なメリットがあるので、この記事を書いております。
無料の概算査定が可能です
弊社は台数勝負で、なおかつ現在、ハイエースが不足しています。
一般買取店のような「希望額はいくらですか??」というようなネチネチした交渉は一切せず、とにかくスピード勝負であっさり査定額を伝えています。
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