ハイエースの出荷停止について、キャンセルか納車待ちのどちらにすればいいのか?

ハイエース

1月29日トヨタ自動車は、グループ会社である豊田自動織機が生産するエンジンの不正認証が発覚したことにより、ハイエースや他の車種の合計10車種の出荷停止を発表しました。

 これにより、ハイエースをすでに注文済みで納車待ちをしていたユーザーの方々に大きな混乱が生じています。

 それぞれのディーラーにより、この件についての対応は様々ではありますが、多くの場合注文済みのユーザーは、ディーラーへの問い合わせの返答において、2つの選択肢を迫られているようです。

  1. 注文をキャンセルする。
  2. 納車待ちをする。

 

以下は、それぞれの場合について、今後の見通し(予測を書いてい行きたいと思います)

なお、本件はあくまで販売を行っていない弊社が、ネット情報などをもとに推測した記事になりますので、あくまで参考意見としてお読みいただければ幸いです。実際の詳細については、注文先のディーラーに直接お問合せいただければと思います。

ハイエースの注文をキャンセルしたい場合

そもそも、すでに注文している車のキャンセルが可能なのか?という点がまず問題になってきます。

 実は、新車や中古車はクーリングオフ制度の対象外とされており、クーリングオフ制度を使っての契約解除は一般的にできない事になっています。

 しかしながら、今回はメーカーによる不正認証が原因の出荷停止であるため、さすがに『キャンセルできない』というディーラーはほとんどないと思われます。

 ただ、100%無いともいいきれません。

その理由は、そもそも同じ『TOYOTA』という看板を出していても、ディーラーとメーカーは完全なる別会社であるからです。

 ディーラーからすれば、今回の騒動は、ある意味で被害者となっている状況ですので、財務状況によっては、『キャンセルを受け付けない』という対応を取るディーラーが現れても不思議ではないからです。

 そうすると、

 「ちょっと待て、それはおかしい。お金は払っているのに、車が来ないならそもそも契約違反じゃないか?」

 という声が当然上がってきます。

この場合、恐らくディーラーは、

「納車時期はいつになるかは分からないが、メーカー側の方針が決定するまで、納車待ちをしてください」という対応になる可能性があります。

 つまり、半強制的に納車待ちを選択させられる可能性があるという事になりますね。

キャンセルが可能だったとして、どうすればいいのか?

もし、キャンセルが可能で、全額返金された場合でも、ほとんどのユーザーは

「では、次の車はどうすればいいのか?」という問題に直面することになります。

 

選択肢は以下のような選択肢になるでしょう。

  1. 車種を変更する。
  2. 中古のハイエースを購入する。

 

①車種を変更するについて

車種を変更した場合、ハイエースの代わりになる車種と言えば、日産キャラバンの一択になってくるでしょう。

 等ブログの記事でも、書いていますが、基本的にハイエースバンとキャラバンは、ほぼ同じ車と言っても過言ではありません。

 もちろんメーカーは完全に異なりライバル会社ですので、細かく見れば違いはありますが、ざっくり言えば概ね同じような機能の同じような車になります。

 この2車種の違いを比較した『ハイエースとキャラバンの比較結果「迷ったらハイエース」その理由は?』という記事がありますので、気になる方は一度チェックしてみてください。

 

②中古のハイエースについて

不正認証があったとはいえ、すでに出荷済みのハイエースに乗ることができなくなるわけではありません。

 ですので、中古で販売されているハイエースには今まで通り購入し乗車することは可能です。

ですので、「どうしてもハイエースがいい!」という人にとっては中古車としてハイエースを購入することも選択肢の一つとなるでしょう。

 ただし、中古のハイエースは思いのほか値段が下がっていません。この理由も、上記のハイエースとキャラバンの比較記事に記していますので、気になる方は読んでみてください。

 さらに言えば、今回の騒動で中古のハイエースには、普段にはない需要が集まる可能性がありますので、当然価格は高騰することが予測されます。

 ですので、『どうしてもハイエースでなければいけない』という理由がある人は、その点も踏まえてキャラバンという選択肢を考えてみてもいいのではないでしょうか?

 また、「ハイエースが好きだが、不正認証されたエンジンを積んだハイエースは嫌だ」というユーザーも中にはいるかもしれません。

 今回不正認証で話題になったハイエースのエンジンの型式は1GDというエンジン型式となっています。

 このエンジンを搭載したディーゼル車のハイエースを避ける場合は、比較的新しい型式で、平成29年式以前の1KDエンジンを搭載したハイエースを選択することになります。

 ただし、古くてもなかなか価格が下がらないのがハイエースの特徴ですので、例え古い型式のハイエースにしても恐らく予想しているよりも高い値段になることと予想します。

納車待ちをする場合

仮に納車待ちを選択した場合はどうなるでしょうか?

 この場合、気になる問題点は以下の2点ですね。

  1. いつまで待たされるのか?
  2. モデルチェンジになる可能性はあるのか?

これについて、それぞれ検討してみましょう。

 

納車待ちはいつまでかかるのか?

これについては、あくまで予想ですのではっきりとした答えは当然ありません。

 インターネットの様々な情報を平均すると、おおよそメーカーの本件についての方針が決定されるまでに2~3か月程度はかかるであろうと予測している記事が多いです。

 さらにそこから不正認証とされたエンジン等の製造ラインが動きだすとして、納車までにはさらに数か月はかかるでしょう。

 少なくとも3か月以上、は納車待ちになる可能性が高いという事になります。

あくまで、参考ではありますが、先のダイハツの不正認証に関して言えば、2023年12月20に全車種の出荷停止が発表され、その約1か月後の1月19日に、プロボックスとファミリアの2車種のみ「法律の基準に適合していることが確認できた」として出荷停止が解除されました。

 これは、安全性が確認されたケースであり、最も早いケースで1か月というところになる事例になります。

 ハイエースの場合も、検査の結果、基準に適合していると認められる場合は、最短で1か月程度で出荷停止が解除になる可能性もなきにしもあらずという事になりますね。

 しかし、ダイハツの全車種の内、適合したと確認された車がたったの2台だけであることを考えると、ハイエースが適合車である確率は非常に低いと言わざるを得ませんね。

ハイエースの出荷停止についてのまとめ

  • ハイエースの不正認証の問題により、ハイエースの納車待ちをしているユーザーは、キャンセルか、いつになるのかわからない出荷再開後の納車待ちを迫られている
  • キャンセルはほとんどの場合で可能であると予想されるが、100%可能かどうかは分からない
  • キャンセルが可能な場合は、日産キャラバンを買うか、中古のハイエースを買うかの2択になる
  • 納車待ちを選択した場合、出荷が再開されるかどうかは不明。また何か月待ちになるかもわからない

 

以上、ハイエースの不正認証問題で、悩まれている方は参考にしてみてください。