これまでに車を所有したことのある100人を対象に「査定」に関するイメージ調査を行いました。
調査概要
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調査対象:日本に住んでいて、車を所有したことのある人
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調査日:7月
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調査機関:自社調査(インターネット調査)
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調査人数:100人(年齢層は下記円グラフ参照)
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調査レポート:https://directstock.co.jp/hiace-kaitori/haisha-report/
調査対象年齢層
調査サマリー
■質問① 『車買取業者のほとんどがサービスとして「無料査定」を実施しています。車を売却する際、この「無料査定」というサービスに魅力を感じますか?』 また、そう答えた理由も教えてください。
【結果】
はい:75%
いいえ:14%
どちらでもない:11%
「はい」と答えた人の主な理由(一部を抜粋)
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無料査定してくれるなら気軽に査定してもえるから
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多数の業者に査定してもらう事ができるから
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売却時のコストをできるだけ抑えたいから
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どれくらいで売れるのか気軽に知りたいから
「いいえ」と答えた人の主な理由(一部を抜粋)
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無料が当然なので、魅力は感じないから
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無料だと安く見積もられるような気がするから
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無料の査定をしてもらうと、その後の営業電話がきつそうだから
「どちらでもない」と答えた人の主な理由(一部を抜粋)
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むしろ無料査定が当たり前でどこでも実施しているため。逆に有料なら、はなから選択肢になり得ないため。
■質問② 『もしも、”有料査定”(500円程度)というサービスがあれば、利用してみたいですか?』また、そう答えた理由も教えてください。
【結果】
はい:13%
いいえ:67%
どちらでもない:20%
有料査定に対しては、67%が「いいえ」と回答しており、やはり無料査定のほうが顧客に支持されやすいことが示されました。
「はい」と答えた人の主な理由(一部を抜粋)
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無料査定よりも有料査定の方が正確な買取価格が分かると思うから
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無料査定よりもより具体的な情報を提示してくれそうだから
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無料査定よりも、査定価格が上がりそうな気がするから
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お金を払って低価格の査定金額だと後悔しそうだから
「いいえ」と答えた人の主な理由(一部を抜粋)
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なるべくお金は使いたくない
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売却するか分からないのに有料はつらい
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無料査定をする業者が沢山あるのに、わざわざ有料査定を依頼するメリットがわからない。
「どちらでもない」と答えた人の主な理由(一部を抜粋)
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500円は少し高いかなと思うから
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有料にすることによって査定に具体的にどのようなプラスの面が出るのかが不透明だから。
調査結果の分析
本調査の当初の狙い:本調査の意図は、すでにあたり前と化してしまっている無料査定に果たして優位性があるのかどうか?また、『”ただ”(無料)より怖いものは無い』という言葉があるように、無料であることがむしろ、買取業者の敷居を挙げてしまっているのでは?という買取業界の漠然とした不安を実際に調べたいという意図をもって調査した結果です。
【結果のまとめ】
無料査定の重要性:無料査定サービスが顧客にとって今でも、十分に魅力的であることが明確になりました。
また、多くの消費者は、業界側が懸念しているほど「無料」という事に対する怪しさを感じておらず、むしろそれは当然のサービスとして受け入れている事が結果としてはっきりわかりました。
有料査定の可能性 : ほとんどの業者が『無料査定』を看板に掲げる中、あえて『有料査定』を看板に掲げてみてはどうか?という意図をもって調査してみたものの、結果を見れば、明らかに「無料」に勝るメリットは消費者側には感じられないという事が明確になりました。
やはり当たり前と化していても、査定は無料である以外に買取業者側には選択肢が無いという事がはっきりとわかる非常に有用な調査結果となりました。